トントさんと言葉のデッサン

人生で出会ういろいろな事を日常の言葉で描きたいと思っているブログです。

2016-01-01から1年間の記事一覧

食器洗い

トントおじさん 最近、ときどき田舎で一人生活をしているのは知っているだろう。家の周りには都会のようにしゃれた飲食店はないので、自分で作るんだ。まあ、それは仕方がないとして、食べ終わった後の食器洗い、これってけっこう面倒じゃない? ぽここ それ…

笑顔を忘れない

最近、海外ドラマ「ナンバーズ」を見る機会があった。 このドラマ、FBI職員(ドン)が遭遇する数々の事件の解決を、その弟で優秀な数学者(チャーリー)が、数学理論とコンピュータを使って助けるという話。 毎回違う数学理論が登場する面白さが見どころ…

「コロンブスの卵」と頭の中の二つの機能

コロンブスの卵とは 大陸発見を誰でもできることと言われたコロンブスが、それなら卵を立ててみなさい、といって、誰もできなかったのを見てから、卵の尻をつぶして立てて見せた、という話。この話から、 「一見簡単そうなことでも、初めて行うのは難しいと…

「人に迷惑をかけてはいけない」と寛容のあり方

だいぶ前に、ラジオで、こんな話を聞いた。 日本では、子どもたちは「人に迷惑をかけてはいけない」と教えられる。 しかし、 インドでは、「迷惑はお互い様。迷惑をかけてしまった人を許しなさい」と子どもに教える。 大体こんな話だったと思う。 それ以来、…

片づけと蔵のある家

ある家において、各世代の者が集めたり記録したりした物をどうするか? 子孫には、何を残すべきか? いや、そもそも何を残せるのか? 「世代をつないで物をどう受け継ぐか、あるいは整理するか」ということは、古くから変わらない課題である。この課題に、ど…

意識を向けていないと、身体はいつものパターンで動く

長く日々を過ごす間には、日頃の些細な出来事が、頭の中で特別な意味と繫がることがある。この日もそうだった。 家族といっしょに買い物に出た時のこと。 目的の店に行く途中まで、いつもの散歩道と重なっている。 久しぶりに晴れた日。 家族と話しながら、…

私と料理のゆるい関係

ここ数年、ときどき自分で料理をする必要ができた。 そこで、マイペース料理をやってみた。これは、その中間報告。 1)台所を自分仕様に整えた。 〇 気に入った自分ツールをそろえる。 ・包丁、まな板、調味料、お玉、ピーラー ・フライパン、なべ、・・・ …

京都堀川通りを歩いて大徳寺高桐院へ

先日、久しぶりに京都に行きました。6月10日、入梅の日でしたが、雨はなく、暑い一日。 定年になってからはじめての京都なので、時間を気にせず歩き回ろうと意気込んで、京都駅近くの堀川塩小路から、堀川通りをとにかく一直線に北大路までいって、左にそ…

「生きる」を整理する3つの箱

最近、私は頭の中に「生きる」を整理するための頭の整理箱を作ってみた。 その箱の名前は、「動くこと」「食べること」「寝ること」だ。 〇私たちの頭は 時々分からなくなることがある。生き方が。 いろんな事が「ごちゃごちゃ」になってしまうことがある。 …

天才にも努力は必要。努力は格好良い。

先日、たまたま、スイッチをつけたラジオで聞いた日本サッカー選手の話に感心した。 話の大筋は意訳すればこんな感じ。(誤解があったらごめんなさい。) ーーーーーーーー 選手には、天才肌の人と、努力型の人がいる。天才肌の人とは、誰が見てもすごいと分…

物事には3つの側面がある  (ドラマ「エージェント・カーター」)  

心に響いた映画のセリフ(6)です。 ◎「物事には3つの側面がある。本人の言い分、相手の言い分、そして真実だ。」 There are three sides to every story, Mr.Jarvis. your side, my side, and the truth. このセリフの後には、こう続いています。 Tell St…

人が抱える認知バイアス  ~ 映画「ピエロはお前を嘲笑う(WHO AM I)」 ~

今回の言葉は、心というより頭に響く言葉。 そして、認知上のバイアス。 ・「イメージにとらわれすぎたばかりに、真の姿に気づかない。」 ・「見たいものしか見えなくなる。」 ・「最大の弱点、プライド。」 こんな言葉を、たまたま海外映画のセリフとして見…

ファッションのあり方 ~ 映画「ジョン・カーター」 ~ 

◎「セクシーな人の衣装は派手ではなく、地味にする必要がある。バランスが重要だ。」 『ジョン・カーター』より SF映画である。内容の流れとまったく関係ないセリフだが妙に気に入った。 素の自分の見え方にあわせて衣装を決める。 それも、逆の方向の衣装を…

「怖い」をどう考えるか  ~ 映画「スティ―ルワールド」 ~ 

◎「怖いなら立ち向かえ」 『スティールワールド』より これもSF映画。このセリフは、映画のメインテーマでもあるらしい。 トントおじさん 怖ければ立ちすくむ、逃げる、従う。これが、まず頭に浮かぶ事。 こうした連想思考に、「待った!」をかける言葉と言…

現実とのクールな戦い   ~ 映画『オデッセイ』 ~

今日は、映画『オデッセイ』から。 最近劇場公開のマット・デイモン主演映画。 火星に独り置き去りになった宇宙飛行士の地球帰還までの物語。 〇「微妙だな。順調なら問題ないが。」 劇中、救出作戦の状況検討会の席で、報告を聞いたNASA高官の言葉。 「順調…

修練の実際  ~ 映画「ザ・レジェンド」 ~

私は、映画を見るのが趣味の一つだ。 今回から、最近見たビデオ・公開映画で記憶に残ったセリフを紹介するシリーズを始めたい。 セリフは、すべて字幕から引用している。 映画のストーリに直接関係ないセリフにも興味を引かれてしまうのは、おそらく今の私の…

「倦みの苦しみ」  - 飽きることに耐える -

突然ですが、私の机の周りには、本がたくさんあります。 同じテーマに関する類似本が多い。中でも、英語の本などハウツーものです。 こうして周りに集まった本は、どうなるかと言うと、こうです。 あれもこれもと欲張って集める ⇒ 読まなければならないもの…