意識的に生きること
ぽここ
トントおじさん。昨日言ったように、何か新しいことをする時に参考になるような話なんだけど、どう?
トントおじさん
はい、考えてみました。少しコンピュータプログラム風だけど。
まず、
1)人生を意識的・計画的に生きてみよう、ということを選ぶ。
人生の生き方には、無我夢中に(または漫然と)生き、特に生き方を自覚しな
いあり方と、自分で意識的・自覚的に生きてみるあり方と、二つあると思う。
まず、意識的に生きてみようと心に決める。
2)実現したい目標を決める。
●自分の一身上のことでも社会的なことでも、大小関わりなく、何か実現してみ
たいと思う事、関心のあることを整理して絞ってみる。
●複数あったら、その中の一つをとりあえず実現してから次のものをという風に
順番の実現を考える。
●夢は見ないが、自分で限界も作らない。
●自己の成長だけでなく、他人を尊重し配慮することを忘れない。
3)実現の手順を計画する。
●実現までの具体的なプロセスを描く。
計画は、細かい項目の一連のプロセスになる。項目には、必ず準備事項を意識
すること。準備事項は、それがどんなに些細で面倒で時間がかかることであっ
ても、これをやらなければ次のステップに進めない。
例)資格勉強のため資金を得るためにアルバイトをする。
身体を鍛えるために、食事や運動の事を勉強する。
●計画を立てるためには、まず、いろいろ調べることが必要になるかもしれな
い。この調べるということはかなり面倒で時間もかかるけどそういうもの。
●計画事項の中には、一定期間継続して一歩一歩繰り返しトレーニングするよう
なことも必要になる。特に、英語の勉強や身体にかかわることなどでは必須。
身に付けるためには、行うことを一定にして繰り返し継続することが重要。や
ってみると、意外と早く効果が出るし、思ったより大きな結果が得られる。
●明日の大きな結果を得るために当面の苦労や負担を引き受けるか、今日の生活
のために当面の苦労や負担を避けなければならないか、選ばなければならない
場面に出会う場合もある。
4)計画に着手する。
場合によっては、実際に始めることに勇気が必要な場合もあるかもしれない。
何しろ、実際に行うことは、考えたり思考したりする世界とは全く別の世界だ
から。
5)手順を継続して実行する。
●準備段階の項目の実行は、他人には見えないので、周囲から理解のない評価を
されることもあるかもしれないが気にしない。
●継続した反復は、特に語学の勉強や身体強化には必須。反復トレーニングによ
ってしか身に付かない。
6)実現した状態を味わう。
●実現する前に想像していたイメージと実現した現実を比べて味わい反省する。
●計画通り進んで期待の通り実現した場合は、喜びと自信が得られる。それは、
運だけでたまたま得られた場合と違って、計画する時と実現した時の二度楽し
むことができる。期待通りでないとしても、その経験は新しい知見と知恵を生
む。
7)次の目標・計画をたて実行する。⇒ 2)以降に戻る。
(全体的な補足)
●計画の全プロセスを通じて生じるイベントや事件、出会いを楽しみ味わう。
●全プロセスを通じて、常に笑顔でいるように意識して身を整える。笑顔は、人
に幸せを与え自分の味方になってくれる。しかめ面・渋面は人を遠ざけ孤独を
呼ぶ。
この方法のポイントは、意識的・自覚的に生きることで、そのメリットは、次のように、未来への準備と現在の楽しみを良いとこ取りしてできるところ。それと、自信という貴重な財産も得られる。
- 計画する楽しさがある
- 実行中に生じる思わぬ出会いやイベントを楽しめる
(つまり、未来のために何かするが、現在も楽しむ)
- 現在を楽しんでいるので、途中で何があっても後悔しないですむ
- 実現した喜びと自信を得ることができる
だいたい、こんな感じだけど、これは、実は、おじさんが自分に向けて考えたメモでもあるので、ぽここさんの参考になるか心配だ。また、的外れ化もしれない。
自信を持つ?
ちなみに、個人が「自信を持つ」ということは、想像以上に、本人にとっても周
囲の社会にとっても大切で重要なことだと思う。この自信は、やはり、本人が意
識して何かを計画し実行していろいろな抵抗の中で実現しないと得られないもの
で、無自覚的にたまたま実現したものでは得られない。自信とは、自分の身体と
心を自分の思い通りに使えたという経験によって今後も必要に応じて自分をコン
トロールできるという感覚を持つことに他ならない、と思うから。
ぽここ
ありがとう。一日で考えたにしては長いわね。よく読んでみるわ。